修理補修などでお困りの方

壁付け混合栓の交換(壁面からの水もれ)/一般偏心管の取付け方

交換部品

品名 壁付けツーバルブ混合栓
品名 壁付けシングル混合栓
品名 壁付けサーモシャワー混合栓
品名 シールテープ
品番 PP75-1S-1

準備するもの

工具

品名 水栓レンチ
品番 PR3350

その他

交換修理前のその前に

①配管の距離を測る

配管の間を測り、適合する混合栓を購入する。

②混合栓に下に台やでっぱりがあるとき

混合栓に下に台やでっぱりがあるとき、台から配管の距離が9cm未満なら、偏心管アダプター(別売り)も用意しておきましょう。

作業前に必ず、止水栓を閉めてから行いましょう

元栓を閉める

戸建の場合、ほとんどが屋外の
水道のメーターボックス内にあります。
マンションなど中高層住宅の場合、入り口付近の
ボックス内にガス、水道メーターと一緒にあります。

※止水栓がどこにあるかわからない場合は、
水道局にお問合せください。

修理方法

STEP.1

購入してきた水栓を分解する。
今回はツーバルブ混合栓からシングル混合栓に交換していますが、壁付け混合栓なら取付け方は同じです。

STEP.2

水栓本体後ろ側のナットをゆるめ本体を外します。

※注意

取付脚を回して外す。
※固くなった取付脚を無理に回すと、配管が傷つくことがあるので注意してください。

STEP.3

配管に残っている、シールテープや汚れを歯ブラシで掃除する。

STEP.4 一般偏心管の場合

新しい左右の取付脚を、シールテープをつけない状態で、何回転回るか数を数える。

STEP.5

ものさしを使い、左右の取付脚の高さが壁と平行になっているか確認する。
※確認できたら外しておきます。

STEP.6

時計回りに、軽くひっぱりながらシールテープを「6~7回」、取付脚のネジ部に巻く。

STEP.7

STEP4で数えた数から1回少ない数で、新しい取付脚を取付ける。
最後は「ヘの字」になる位置で止めるため、左右少しだけ回転数を調整する。

※注意

逆回転をしてしまうと、水もれの原因になるのでSTEP6のシールテープを巻くところから、やり直しとなるのでご注意ください。

STEP.8

取付脚と本体の間にパッキンを入れる。

STEP.9

左脚に本体を仮付けしてから、右側が取付けられる位置まで、左の取付脚だけを時計方向に動かし、右脚と本体を仮付けする。
※右側の取付け脚を動かないのがポイントです。

STEP.10

時計回りにゆっくり動かし、混合栓が水平になった位置に合わせます。
※行き過ぎて反時計回りに動かしてしまうと、シールテープが切れて水もれの原因になるので注意してください。

STEP.11

ナットをしっかり工具で締める。

STEP.12

パイプについているパッキンを外し、パッキンの溝があるほうを本体側の方向に入れ、工具でナットをしっかり取付ける。

作業完了

水道の元栓を開け、水もれがないか確認して完了。